子どもたちのサクセスストーリー

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フランチェスカ・フェッリ

 フランチェスカ・フェッリは5つ子のひとりとして、予定日より2カ月早い1987年11月に緊急帝王切開により、イタリアのローマで生まれました。フランチェスカは誕生直後から困難な状況にあるのが明らかで、アプガースコアも低いものでした。

 生後15カ月になっても立ち上がったり歩いたりせず、発達の遅れがあることは明らかでした。脚には硬直があり、直立姿勢で体重を支えることができませんでした。

  1990年10月、フランチェスカが3歳になったとき、ご両親は『あなたの脳障害児になにをしたらよいか』のコースに参加し、研究所の集中プログラムを開始しました。ご両親のもとでの積み重ねた並外れた努力が実って、フランチェスカは5歳で生まれて初めての一歩を踏み出し、6歳になるころには続けて1.6キロ歩けるようになり、走ったり体操もできるようになってきました。

 1996年10月のグラジュエーション・トゥー・ライフを前にフランチェスカはエヴァン・トマス研究所のトライアスロンに参加し、水泳400メートル、自転車10キロ、ランニング5キロを完遂しました。

  1996年秋、同年齢の子供たちに混ざって学校に通い始めたフランチェスカは、問題なく学校に溶け込みました。現在は5年生で、学校生活はうまくいってい ます。学科では地理と理科が好きです。国語(イタリア語)の先生は、質問にたいするフランチェスカの答えかたから、彼女が年齢レベル以上の知性の持ち主で あることがわかると言っています。

 フランチェスカは水泳、ランニング、およびストレッチなどを続けていて、運動能力もさらに伸びています。乗馬も大好きで、競技会では馬のコントロールと乗馬姿勢で1位の優勝カップを獲得しました。

  フランチェスカがプログラムからの正式な卒業に向けて歩み続ける間、フェッリ一家は、5つ子のなかのミケラのための集中プログラムを始めました。ミケラもまた脳障害児として生まれ、今は頭上梯子を使って歩く練習をしています。フランチェスカ、エレアノーラ、アレッサンドロ、フェデリコの4人が、ミケラのプログラムの応援をしています。

 フランチェスカの達成したすばらしい成果に励まされた一家は、ミケラにもそれと同じ成功をもたらそうと頑張っています。