
ホーリス家の一年 (2006年)
テキサス州サンアントニオのアリス・ホーリス、ロバート・ホーリスさんご夫妻が、ペンシルベニア州ウィンドモアの人間能力開発研究所本部で開催された《赤ちゃんの知性を何倍にもするには》のコースに参加したのは2005年6月でした。そして2006年、お父さんは再び研究所にやってきて、グラジュエートコースを受講し、お子さんたちに教えたいという意欲を新たにしました。お子さんは、女の子二人(当時生後36ヵ月のシアラと20ヵ月のジャスミン)と男の子ひとり(生後3ヵ月のヴォーン)の三人です。人間能力開発研究所の早期開発プログラムをおこなった一年の様子を振り返って報告していただきました。
私たちが《赤ちゃんの知性を何倍にもするには》のコースを受講した理由はただひとつ。子供たちのためには、親としてなにをやってもやりすぎにはならないと思ったからです。子供たちは、私たちの生きがいであり、財産なのです。早い時期からものごとを学ぶ能力をはぐくむ道をつけてやりたいと思って、私たちはいろいろと探していました。そして「赤ちゃんに算数をどう教えるか」の本が、子供たちにとっての素晴らしい世界へと私たちを導く扉を開けてくれました。子供たちの人生を最大限に充実したものにするために、とにかく何かをしたかった私たちは、自分たちが求めていた役割を積極的に果たす方法を知ったのです。
最初のコースを受講してから数ヵ月で、シアラは1.2キロほどを速歩きするようになりましたし、さらに交差パターンで走るところまでも行ったのです。ジャスミンの運動能力はかなり遅れていましたが、現在は抜群のバランス能力と運動能力を見せ始めています。ヴォーンは、生まれたそのときから人間能力開発研究所のプログラムの恩恵を一身に受けました。生後2ヵ月までのあいだに、腹ばいは1000メートル近くもするようになりました。2ヵ月半になるころには、睡眠が非常に安定し、夜10時間から翌朝まで、12時間続けて眠るようになりました。脚、腕、背中、首の筋肉が発達し、頭をもちあげて天井を見上げたり、部屋中をしっかりと見渡したりできるようになりました。また、水中で4秒も息をとめていられますし、そろそろプールで水泳のレッスンをすることができそうです。
知性面では、娘二人はこの7ヵ月でビッツを3000枚以上見ました。ビッツが大好きな二人のために、私たちは「ティックルビッツ(くすぐりビッツ)」というゲームを考えました。これまでにカテゴリー分けして教えたビッツを見せて、問題解決をします。例えば「どっちのほうが好き?」とか「哺乳類はどっち?」とか「レンブラントが描いたのはどっち?」というようなものです。娘たちがいつでも正しい答を出すのを見るのは、何にもかえがたい瞬間です。娘たちは、正しい答を出すと、ごほうびにくすぐってもらえます。
算数から始めたからでしょうか、娘たちにとって算数は簡単です。グラジュエートコースでは、計算式や簡単な代数から先へ進む方法を教えていただきました。さらに高度なところへ進むために、まずデカルト平面を始めようかと思っています。二人とも、親が投げかける以上の能力をもっていることは明らかですし、その娘たちがどんどんと先へ進んでいくための手段を私たちは学びました。
正直なところ、研究所の子供たちがやっているような速読は、私たちには無理だと思っていました。ですから、読みのプログラムを始めるにあたっては、早いうちから読めるようになってほしいというのが唯一の期待でした。速読ができるようになったなら、それは大きなボーナスだと思っていました。今でもまだ私たちは、単語やフレーズをたくさん見せる読みのプログラムをしっかりおこなっています。ところがシアラは、私が読み上げる前にすでに読み取っているようなのです。また、率先して、妹たちに、例えば野菜などのショッピングリストを読んで聞かせるようになりました。
ひとつの言語(英語)には問題がありませんから、子供たちにはそれ以外の言語も覚えてほしいと思っていました。私たちの住んでいるところや、家系などを考えて、子供たちにはぜひスペイン語をしっかりと身につけてほしいと思いますし、そのほかにも1ヵ国語か2ヵ国語(フランス語、日本語)できるようになってほしいと思っています。シアラはスペイン語の単語とフレーズを始めたところですが、すでにコンピュータでの算数の問題解決はスペイン語でやりたがります。スペイン語を応援しながら、これからはフランス語と日本語に接する機会を増やして慣れさせ、先に行ってから多くの選択肢があるようにしておきたいです。
プログラムを始めて、実際には、私たちが可能だと思ったところをはるかに超えました。両親共にフルタイムで働いているし、超過勤務もかなりの時間にのぼりますが、この1年でおこなったことを考えると、ショックさえ覚えます。人体、地理、美術、音楽鑑賞、楽器演奏(ピアノ)、計算、数学、園芸、動物、聖書の歴史、米国史、天文学、生物学その他、山ほどになります。でも、自分たちのスケジュールの範囲内でできることを少しずつ進めてきただけですので、それでも多くをおこなうことができることを実感しています。何よりもよかったのは、子供たちが本当に楽しんでくれたことです。子供たちの笑顔、笑い声、知性、そして自信は、親として私たちが続けていくべき努力に必要なエネルギーを与えてくれます。
ボブ・ホーリス、プロフェッショナルファーザー
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ホーリス家 (2005年6月)
テキサス州サンアントニオのロバート・ホーリス、アリス・ホーリスさんご夫妻は、2005年6月、人間能力開発研究所で開催された《赤ちゃんの知性を何倍にもするには》のコースを受講しました。コース後お二人は、二人の娘さんに教えようと熱意にあふれていました。当時24ヵ月のシアラと、9ヵ月のジャスミンの二人です。一家が「学びの冒険の旅」の一瞬一瞬を楽しんでいる様子をご紹介しましょう。
私たちが《赤ちゃんの知性を何倍にもするには》のコースを受講した理由はただひとつ。娘たちにのためには、なにをやってもやりすぎにはならない、と思ったからです。子供たちは、私たちの生きがいであり、財産なのです。娘たちの人生を最大限に充実したものにしてやりたい、ただその一心でした。
このコースを受講してから、ほんとうに多くのことが起こりました。シアラは800メートルほどをかなりのスピードで歩くだけでなく、交差パターンで走り始めています。お金について教え始めましたし、算数や科学の本を作ることも始めました。
妻は、夢中でビッツカードを作っています。今週末には新たに100枚作りました。シアラはアメリカ大統領のビッツが大好きで、このあいだは、ある一枚を抱きしめてキスしたくらいです。
先週は、妻が高校時代に使っていた地球儀をシアラに見せて、大陸について教えました。木曜日には、大陸のビッツを見せました。今朝、そのビッツを見せ始め、オーストラリア大陸まで見せたところで、シアラは立ち上がって地球儀のところまで行って、オーストラリアを指差したのです。アジア大陸でも同じことが起こりました。中国を指差したのです。唯一の「不発」は、ロシアがヨーロッパの一部だと思っていたことだけでした。大陸については、5日前に2回見せただけで、これだけのことが起こったのです。「大陸」は簡単すぎたのでしょう。世界の国々を全部やることになりそうです。
シアラはいつも「ビッツ、もっと」と言います。私たちが食事をしているときも、いろいろな家事をしているときもです。ときにはシアラはビッツのおいてある部屋に入っていって、自分の小さな椅子をビッツを置いてあるテーブルまで引っ張っていき、見せてもらえるまでじっと座って待っていたりします。最近は、ドッツから数字に入ったところです。計算式を教えているとき、こんなことがありました。
コンピュータのパワーポイントを使って、足し算の計算式をひとつずつ、全部で5つ見せました。3+4=7というような簡単な計算式です。6番目のスライドは、次のようなものでした。
5+1=y
6
3
このスライドまで進んできて、私はこの「ゲーム」について説明しようとしました。しかし半分も説明しないうちに、シアラは6の数字を指差したのです。「ゲーム」の仕方の説明はまだ始まってもいなかったのに。そして今、シアラは、コンピュータの前に座っては「もういちど、もういちど」と言っています。
娘たちに教えたいことは山ほどありますが、今は、朝のランニングのためにシアラと外に出る時間になりました。
ボブ・ホーリス、プロフェッショナルファーザー