これまでの長い年月の間に、120カ国を越える国々から、さまざまな家族が人間能力開発研究所にたどりつきました。この研究所にやってくる家族は、文字どおりあらゆる人種の、あらゆる宗教や信条をもつ人々です。
このような家族の背景、言語、文化は実にさまざまですが、自分たちの子供にたいして並外れた献身的な愛情をもっているという共通点をもっています。自らの人生でなによりも、だれよりも、子供を大切にしているのです。
健常児の家族としてこの研究所にやってくる人々は、より能力の高い、自信のある、幸せな子供を育てること、そしてそれによってより良い、よりまともな、より幸せな世界ができていくことを望んでいるのです。
脳障害児の家族としてこの研究所にやってくる人々は、傷ついた子供を助ける道を求めて、あらゆることをやってきた人々です。自分たちの子供が、その十分な可能性を実感できるように、できるかぎりのことは何でもしようと心に決めている人々です。
しかし、脳障害児のご両親は、人間能力開発研究所のプログラムを始めたら、ほかの健常な子供たちはどうなるだろうと心配することがあります。健常な兄弟姉妹にとっても、得るところが非常に大きいというのが答えです。